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米国はバングラデシュの綿花市場シェアを失っているとの事です。
2025年4月9日 米国農務省(USDA)の最新報告書によると、米国産綿花の物流と輸送期間の長さへの懸念から、米国はバングラデシュへの綿花輸出における市場シェアを失っている。 バングラデシュの製糸業者は、8月に始まる2023/24年度(販売年度)に780万俵の綿花を輸入した。 そのうち、バングラデシュのアパレル産業の主要原材料である米国綿の輸入量は9%だった。1年前の2023年度(販売年度)には、米国からの綿花輸入量は10%だった。 2025年度の最初の7ヶ月間で、バングラデシュの輸入業者は米国から28万6,056俵の綿花を購入した。これは、綿花の総輸入量のわずか6%に過ぎず、前年同期の11%から減少した。 USDAの報告書は、トランプ政権がバングラデシュを含む60カ国からの米国市場への輸入品に対する関税を引き上げると、わずか数日前に発表された。 トランプ大統領の関税引き上げにより、バングラデシュの輸出品は米国市場で37%の関税引き上げに直面することになり、輸出業者の間で懸念が生じている。また、ムハマド・ユヌス米大統領首席顧問は、綿花を含む米国農産物の輸入を大幅に増やすことを約束する書簡を米国大統領に送付した。 書簡によると、政府はまた、米国綿花を無税で利用できるバングラデシュ専用の保税倉庫施設の建設も最終調整している。 詳しい記事はこちら
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