またしてもバングラデシュ、ダッカ市内で火事による大規模災害が。
2024年3月5日
先日もこのブログ内で言及しましたが(その際の記事はこちら)、先日またダッカ市内ショッピングモールにおける火事災害で40名以上の死者が出たニュースが流れてまいりました。
何度も何度も起こる火事災害により、尊い命が失われる現状に落胆しております。
昨年、ダッカ消防局が58のショッピングモールを抜き打ち検査した際、9か所が「ハイリスク」、35か所が「リスクあり」という結果が出て、比率で言うと「4分の3か所がリスクあり」という結果が出ていたという事になります。
主な要因としては「避難通路の少なさ」「消火設備の不備」「貯水施設の少なさ」などの設備面が認められるとともに、「商品が通路をふさぐ」などの「人為的なリスク」もあったようです。
バングラデシュの都市部、とくにダッカ市内は多くの人が常に行きかい、ダッカを訪れる日本人の方も、生活をする上でどうしてもそのような場所に身を投じなければなりません。
その上でもっとも重要な事は「日本とバングラデシュは違う」という事の再認識です。
・防火設備の不備
・避難経路の少なさ
・窓にはめられる鉄格子
・耐震性の少なさ
・建物1階の駐車場
など、日本での生活ではさほど気にしなかったことが、バングラデシュではリスクになります。
もし外出先で混乱状況ができた場合、適切に対処できますか?
どのように動かなければいけないか、念頭にありますか?
何度も何度も繰り返し、自己防衛に努めなければなりません。
詳しい記事はこちら