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リキシャ

バングラデシュの交通と言えば「リキシャ」です。

その名の通り「人力車」なのですが、名前が日本語に近い「リキシャ」。

なぜでしょう?

 

たぶんバングラデシュには昔からこの乗り物があったものの、日本との戦時下で日本兵が使っていた「人力車」という言葉が印象深く、やがて定着していったものと思われます。

さてこのリキシャ、バングラデシュでは見かけないところはない、というようなバングラデシュの象徴ですがどのようなビジネスモデルでしょうか?

リキシャワーラーと呼ばれる運転手に聞いたところ、このリキシャはリキシャ会社からのレンタルだそうです。

月々いくらかの「借り賃」を支払い、それ以上の利益が出れば運転手の懐に入る、といったビジネスモデルになります。

リキシャの盗難は?と心配しますが、一応いくつもの記入事項や提出書類があるらしく、それにより一定のモラルは保たれているということ。

一日に400タカ~500タカ程度の売り上げが平均だそうで、たとえば一人10タカで乗るお客さんを40~50人捕まえるのが平均値のようです。

 

バングラデシュの田舎からやってきた貧困層が最初に就く仕事、と言われダッカ市内だけでも1万車以上ともいわれるリキシャが走っています。

ぜひ、バングラデシュに来られた際は試乗されてみてはどうでしょうか?

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