「できない」と言えないバングラデシュ人
バングラデシュ人とのビジネス、また雇用するときに大きなギャップになるのが考え方の相違です。
そこを理解しないと、仕事に対して大きな遠回り、またはロスをしてしまう事も多いです。
その大きな事の一つに「できない」とは言えないバングラデシュ人の気質です。
これはインドなどを含めた南アジアの特徴なのかもしれません。
少し頭に入れた方が良いと思います。
日本人ビジネスマンにとって「できない仕事」を「できる」と言ってしまうのは、社内では良いかもしれませんが、顧客に対してはかなり危険な話です。
しかしバングラデシュ人はモノを頼む、注文する、道を聞く、さまざまな要求に対して容易に「できる」と断言してしまう気質があります。
その後、できない場合でも「できなかった」と言うのみで、多少悪びれますがその言葉を容易に発します。
その後にいくら責めても、結果論として「現在できていないもの」を求めても、結局は管理者の管理責任となります。
これは日本人ビジネスマンにとって大きな意識の相違です。
もちろんレベルの高いバングラデシュビジネスマンはしっかりとした対応をしてくれる場合が多いですが、まだまだの場合も多いです。
「Workmanship」と私は声高に毎日話しますが、バングラデシュ人とのビジネス・雇用の各場面で、執拗なくらい確認をし、ひび「workmanship」の向上を求める事が必須でしょう。