バングラデシュ ダッカの日本人街 その1 グルシャン地区
海外にお仕事で駐在される方にとって、生活にもっとも大きく影響する場所が「住居の場所」となります。
NYであれロンドンであれ、バンコク、上海などどの地域でも日本人街という形で日本人駐在員が集まる地域があり、そこに自ずと日本関連の品も集まってくるため、結果的に「日本人街」と呼ばれる地域になります。
残念ながら未だ日本人の少ないバングラデシュですが首都ダッカには「日本人街」とは言えないものの「外国人街」的な場所もできあがってきています。
外国人居住者は自ずとその地域に集まり、外国人向けの料理店も存在し、それに比例するように外国人向けの犯罪も起こり得る場所です。
例を挙げて5つの場所をご紹介します。
現在最も外国人の居住するこの3地区は東西にかけて隣接していると言う位置関係です。
Aが「ボナニ地区」
Bが「グルシャン地区」
Cが「バリダラ地区」
という位置関係です。
まずBのグルシャン地区の説明です。
この地域はその左右に、「ボナニ湖」「グルシャン湖」という湖を抱えた中心の地域です。
メインロードは「1」「2」で示した南北の道である「Gulshan Avenue」
ここには様々な銀行や商業施設、外国人向けレストランも集まり非常に便利な場所とも言えます。
それと共に通勤ラッシュ時はとんでもない渋滞になるのもこの道になります。
「1」から「2」の距離は歩こうと思えば歩けない距離ではありません。
だいたい1kmちょっとくらいの距離でしょうか?
家賃もそれなりの金額がしてきます。
この地域のアパートメントの多くが部屋数3~4ほど、トイレが2~3ほどある大型アパートメントが中心となり金額は安いところでも家具付きで5~6万円ほど、高いところになると10万を超えて更に・・・という値段設定になります。
しかし渋滞の多いダッカ市内、外国企業事務所も最近はこのグルシャン地区に集まってきておりますので、通勤時間を考えるとやはりこの地域に住みたい、と思われる方も多いように思います。
快適さを選ばれるのであれば地図で見ると「2」に近い地域。
さらに「2」の上の地域はだいぶ落ち着いております。
もちろん「1」と「2」の左右の地域も悪くありませんが、平日のメインロードGulshan Avenueのリキシャの往来が禁止されており、裏に入れば入るほどリキシャの往来が慣れるまで煩わしく感じるかもしれません。
私たちはそういった日本人駐在員の為の、日本人の感覚を意識した住宅のご紹介もしておりますので、ぜひご相談下さい。
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次回はバリダラ地区です。