バングラデシュでのビジネスの秘訣 ~その2~
「人的資源の豊富さ」があります。
左がバングラデシュの人口ピラミッドになります。
少子高齢化が著しい日本に比べバングラデシュは「将来性豊かな青年層が社会の大部分を占め、理想的な人口ピラミッドを描いている」と言えます。
これは中国の一人っ子政策のようないびつな人口統制を敷いてしまうとなかなか実現不可能な形です。
左の資料が中国の人口ピラミッドです。
中国の一人っ子政策の開始が1979年に始まっています。
2010年の表でいうと31歳の部分からになるのですが、見事に減少しています。
20代が急に増えていますが、親世代に当たる40代世代の人口が多いので、その影響でしょう。
バングラデシュの持つポテンシャルの一つがこの青年層主体の理想的な社会であり、今後のバングラデシュの発展の大きな指針になると思われます。
現在は労働市場ですが、中間層の高まりと共にこの人口は「巨大な消費マーケット」に転じる可能性を秘めています。