バングラデシュでは2017年の犠牲祭が始まります。
2017年8月14日
バングラデシュでは今週金曜日から「犠牲祭」が行われます。
この時期は、2か月ほど前の「断食明けの祝祭」と同様にイスラム圏の最大の祝祭の一つになり、バングラデシュでも盛大に祝われます。
犠牲祭というとバングラデシュでは主に「牛」や「ヤギ」などが神にささげられるため屠られますが、それが田舎のみならず首都のいたるところでも行われるのがバングラデシュの特徴です。
イスラム圏でも多くの国がありますが、最近ではある国では「犠牲祭用の祭壇」をわざわざ設けて捧げられ、市中で見られないところも多いですが、バングラデシュではまだまだ家庭での儀式が行われることが多いです。
さて一見残酷に見える「犠牲祭」ですが、我々のような日本人が普段目にしていないだけで、動物の食品加工過程ではもちろんどこかで行われている事です。
バングラデシュでは子供たちも小さいころからこのような風景に慣れ親しんでいるため、残酷な感覚というより「厳粛な気持ち」で迎える事が多いです。
イスラム暦は日本で使われる西洋暦より10日前後毎年早くなるため、例年「夏真っ盛り」に行われるこの行事ですが、たとえ残酷と見える光景であっても是非「厳粛な気持ち」で参加されることも良い事かと思われます。