バングラデシュと日本の人口密度比較
2022年2月25日
「バングラデシュ=世界一の人口密度」と聞いて、納得するほどの人の波を首都ダッカ、また南部の重要都市チッタゴン(チョットグラム)では見かけます。
しかし、人が「狭い」と感じるのは決して単純な国土ではないはずです。
例えば日本、その国土の面積の7割近くが森林におおわれ「可住面積」で言えばかなり少ない国です。
比べてバングラデシュ。
暮らしたことがある方ならよく分かると思いますが、とても「平坦」な国です。
調べてみるとバングラデシュにおける森林などの割合は国土の7%ほどの様です。
もちろん可住面積には「森林」だけでなく「湖」など様々な媒体がありますが、なかなかリサーチ結果がないので、今回は「森林面積」を元に考えます。
国名 |
国土面積(万k㎡) |
森林割合(%) | 可住地面積(万k㎡) | 人口(万) | 可住地人口密度(人/k㎡ |
日本 | 37.8 | 68.2 | 12 | 12584 | 1048 |
バングラデシュ | 14.8 | 6.7 | 13.8 | 16740 | 1213 |
こうやって考えると、日本もバングラデシュに負けず劣らずの人口密度です。
日本で生活する我々も(特に首都圏)、バングラデシュの方に負けず劣らず「日本も人口密度は高いよ」と言っていい結果かもしれません。