バングラデシュのイード・ウル・アズハーについて ~その3~
バングラデシュのイード・ウル・アズハー(イード・アル・アドハー)について簡単に2回述べましたが、今回は、その際に行われる帰省ラッシュについてです。
イードと呼ばれるイスラム圏の大きな祝祭日と共に、イスラム各地では「帰省ラッシュ」「旅行ラッシュ」が訪れます。
そう考えるとイスラム圏の2回の「イード」というのは日本の「正月」と「お盆」のようなイメージなのかもしれません。
しかしその間隔がわずか2カ月ほどなので、だいぶ急いた間隔がありますが。
特に世界最高の人口密度を誇るバングラデシュではその帰省ラッシュの「乗車率」もとんでもないものがあります。
写真に見る列車もそうですが、船などもギリギリ一杯の乗客を乗せるため、何時沈んでもおかしくないような状態で航行します。
日本の駐在員の方々も、この時期にバングラデシュ国内旅行や海外に行かれる方も多いですが、個人的意見としてはこの時期に列車や船などのローカルな手順で旅行しないことをお勧めします。
さきほどお話ししたように、乗車率無視で乗客を乗せるため、この時期の事故のパーセンテージは普段の数倍可能性が高まります。
こういう時は乗車人数が決められた「飛行機」などを利用した移動をお勧めします。
このとんでもない乗車を見るのだけなら、面白いのですが・・・。