バングラデシュのタクシー
バングラデシュで「タクシー」というのはあまりなじみが無いものかもしれません。
首都ダッカなどではそこそこ見られるものの、さらに値段の安い「CNG」という3輪タクシーが主流で、写真のようなタクシーは数自体が少ないです。
このようなタクシーに乗ってもたいていはエアコンが効かないものなので、熱い日には吹きさらしの3輪タクシーの方がまだ少しは快適なのでしょう。
残念ながらバングラデシュのタクシーには乗り心地のよい車両は期待できません。
写真のタクシーでも分かるように、ボロボロに近いものが大半です。
また値段もあいまいな事が多く、最低交渉値段は100タカ前後でしょう。
3輪タクシーが50タカ程度でも走ってくれるのとは倍ほどの金額です。
このようなタクシーを操る運転手などは、すこし外国人に対して慣れている所もあり、いわゆる「ボッタくり」も横行しています。
最低限の交渉ができる程度のベンガル語を操れないと、カモだと思われる可能性が高く、慣れない方にはお勧めできません。
そうなると旅行者や短期駐在者はどのような移動手段がベストなのか?
それが「レンタカー」です。
次の回でバングラデシュのレンタカーについて少しお話しします。