バングラデシュのフライドチキン事情
2022年7月7日
昨日、「世界くらべてみたら」という番組内で世界のケンタッキー・フライド・チキンの紹介の一環でバングラデシュのケンタッキー・フライド・チキンが紹介されていました。
日本でファーストフードの第一人者はマクドナルドだと思いますが、イスラム圏など「豚肉」が禁忌、またインドのように「牛肉も禁忌」などありますので、全世界的にまんべんなく親しまれているファーストフードチェーンはケンタッキー・フライド・チキンだと思われます。
番組内でも取り上げられていたように、バングラデシュでも数点のケンタッキー・フライド・チキンが出店しておりますが、かなり高額であるため、富裕層しかなかなか入れません。
では一般庶民はどういったチキンを楽しんでいるか?というと、実は街を歩けばいたる屋台でフライドチキンを売っております。
そして食べてみると、総じて「ガリンガリンの極厚衣」です。
口の中で刺さるほど固い衣のチキン、そしてバングラデシュの厳しい台地で鍛え上げられた「筋肉質な鶏肉」です。
店によっては50%以上を衣で占められているような感覚がします。
是非楽しんでみてください。
加えてバングラデシュでは番組でも取り上げられていたように「KFC」ならず「AFC」「BFC」など、頭文字が変わっただけのフライドチキン屋があり、バングラデシュ駐在員なら誰しも「全種類コンプリート発見」を目指したい楽しみが味わえます。
個人店も多いですが、実はバングラデシュで「KFC」より親しまれているのは「BFC(Best Fried Chiken)チェーン」だと思います。
「KFC」より店舗数が多く、少しだけ安価で、少し辛みも多いです。
そして御多分に漏れず、口の中を指すような極厚衣も健在です。
ぜひご賞味あれ。