バングラデシュの停電時の電力確保
日本が昨日、愛知県渥美半島沖でメタンハイドレードの抽出に成功した事をバングラデシュの新聞でも伝えています。
英語では「Fire ice」と簡易表現される事も、本日しりました。
原発の稼働が止まっている日本もエネルギー問題を抱えていますが、バングラデシュのエネルギー問題も相当なもの。
日本の何百万分の1の需要量になるのにもかかわらず、その電力が賄う事ができません。
そして始まる「計画停電」
夏場の空調だけでなく、灌漑設備での電力消費を優先しているため1日に4~5回ほどの計画停電が行われます。
日本人駐在員の方々の家庭ではいくつかの手を打ってらっしゃる方が多いです。
その一つがジェネレーターという発電機。
ガソリンによって駆動する大型発電機ですが、停電と共に稼働させる事で停電時の電力供給を賄います。
小型のモノもありますが、日本人駐在員の方の住居では「すでにジェネレーターが設置してあるマンション」を選択される人が多いように思われます。
もう一つはIPS
充電型バッテリーですが、電力供給時に充電し、停電時に放電するというもので音も静かですし、これも頻繁に用いられています。
ただし電力量はジェネレーターよりも少ないようです。
(もちろん使用する機種によります)
バングラデシュもようやく夏の時期になり、計画停電への備えが必要になってきました。