バングラデシュの国民的スポーツはクリケット、そして。。。?
日本における「国民的スポーツ」といえば何を思い浮かべるでしょうか?
相撲? プロ野球? もしくは柔道?
「国民的スポーツ」を「国を象徴するスポーツ」と捉えるなら「相撲」や「「剣道」「柔道」など日本に起源をもつスポーツでしょう。
また「国民の人気のスポーツ」といえば一昔であれば「プロ野球」であり「サッカー」など。
そして「日本が強いスポーツ」と言ったら、「レスリング」なども思い浮かべます。
ですので「国民的スポーツ」という概念はなかなか難しい概念ですが、ことバングラデシュもそうかもしれません。
バングラデシュにおける「国民的スポーツ」は?
これはおそらく「英連邦王国」に共通して人気の「クリケット」でしょう。
日本ではなじみがありませんが、人口過密地帯であるインドやバングラデシュなどで競技人口が多いため、全世界のプレーヤー絶対数ではサッカーの次くらいにあります。
2000年代初頭にはバングラデシュでもクリケットのワールドカップが開催されました。
という事で「バングラデシュにおける国民的スポーツはクリケット」で異論はないでしょう。
しかし実はバングラデシュ国民が盛り上がるスポーツ、というかイベントがもう一つあります。
それは「サッカーワールドカップ」です。
ことしは中東カタールで開かれますが、バングラデシュは昔から「出場はないものの、大熱狂するイベント」として知られています。
一次はワールドカップ期間中に市内には「ブラジル」や「アルゼンチン」など、応援する国の旗が町中になびき、また路上でも出場各国の旗が売られ国民が大熱狂します。
それを目の当たりにすると「ここは一体どこだろう?」と思わせる光景です。
あまりの大熱狂に「他国の旗が所狭しと掲げられるのは好ましくない」と当局が禁止命令を出す始末です。
今回のワールドカップ開催も、バングラデシュ国内新聞の一面掲載です。
どこが勝つかは分かりませんが、この一時のイベントを楽しみましょう。