バングラデシュの経済安定成長
昨日IMF(世界通貨基金)よりバングラデシュの2012年~2013年の経済成長率予測が発表され、6.1%の経済成長率が予測されました。
さらに2017年には7.3%の予測。
今までの成長率の推移をみると順調な右肩上がりの曲線が「安定成長」を物語っています。
この6.1%の成長をどうみるか?
たとえば2011年度に1位だったカタールはなんと18.83%の経済成長を見せています。
バングラデシュと比べやけに上下が激しい推移ですね。
やはり経済成長率なんで、比較が前年度からの成長度合いと言う事で、こういう曲線もあり得ますが、この場合予想されるのが、「安定した成長でない」という事が容易に想像できます。
加えて話題の中国を見てみましょう。
エコノミストが指摘するように2007年、北京オリンピックの前年をピークとして右肩下がり傾向が始まってきました。
成長の鈍化が見えてきます。
逆に下がり傾向のまま「安定的」になっていくという予測もありますが、右肩下がりになって行くのは想像に難くないです。
それぞれの国の事情は違いますが、経済成長率のグラフだけでいろいろな事が想像できます。