バングラデシュはフルーツのおいしい季節
5月も後半に入り、バングラデシュはフルーツのおいしい季節です。
電力の乏しいバングラデシュでは、食べ物の保存能力が期待できず、日本のように1年中おいしい食べ物が安定して手に入ることも少ないです。
それゆえに市場には、時期によって並ぶ食べ物が変わってくることもあります。
たとえば、日本でいう冬の時期は野菜が。
夏の時期はフルーツが特においしい季節と言われます。
またバングラデシュ人自身もそういったことに関しての知識には長けています。
日本では、あまりに1年中なんでも食べれてしまうので「これはあの食べ物が季節がおいしい」「今年はあのフルーツの収穫は良くなかったのかなぁ」などという感想はありませんが、バングラデシュ人は本当にこういう事をよく分かっています。
文明が失わせた人間の知識なのかもしれません。
という事で、この時期の食べ物といえばフルーツです。
とくにバングラデシュでは「マンゴー」などがお勧めです。
つい先日まで硬くて酸っぱいくらいのマンゴーがここのところ熟して、しっかり甘みのあるものに変わってきました。
市場に行けば1kg100タカ前後で購入できます。
冷蔵庫でしっかり冷やしたマンゴーにかぶりつく時間だけは、厳しいバングラデシュでの生活を忘れさせてくれるものになるでしょう。