ポヘラ・ボイシャキ(バングラ暦新年)
バングラデシュでは明日4月14日は「バングラ暦新年」になります。
西暦はキリスト教国家で広まった暦であり、また世界に最も普及した暦でありますが、世界各地ではまだ「独自の暦」というのを持っています。
バングラデシュを中心としたベンガル地方もそう。
太陽暦で計算されたベンガル地方独自の暦が「バングラ暦」であり、毎年4月14日がその新年になります。
この日は首都ダッカをはじめ、バングラデシュ各地でお祝いがひらかれ、山車なども出ることになります。
たった一日のお祝いですが、今年はイスラム教の集団礼拝日である金曜、および公的機関休業日の土曜日とならぶ、いわゆる「並びのいい日」になりますので、「木金土」の3連休のところも多いかと思います。
この時期は、皆々が「赤白」の民族衣装を着て街を出歩くことも多いです。
日本で広まっている「西暦」は、キリスト教国で多く広まっており、またその影響で世界で一番知られた暦であると思います。
しかしところ変われば、キリスト教国ではない国は、どこも独自の暦で祝うことが標準です。
日本も上記の暦とは少し趣が違いますが、「元号」と「皇紀」という独特の時間間隔を持っています。
日本では今年は「西暦2016年」「平成28年」「皇紀2676年」になります。
なかなか覚えずらいですが、こういう時間間隔も持っていることは、外国人と話をするときに知っていた方が良いかもしれません。