本日はバングラデシュの祝日
本日8月9日はバングラデシュの祝日「Sri Krishna Janmashtami」です。
これは本来はヒンズー教の祝日であり、ヒンズー教の神ビシュヌ神の化身「クリシュナ」の誕生日だと言う事です。
ここで気になる方もいらっしゃると思いますが、バングラデシュの国教は「イスラム教」です。
しかし本日の祝日は「ヒンズー教」のもの。
実はバングラデシュはイスラム教の他の宗教にも比較的寛容で、今回のように「ヒンズー教」や「仏教」「キリスト教」の祝日も祝う傾向にあります。
「イスラム教」と「キリスト教」は一神教として同じ系統にあるので分かる気はするのですが、とくに「ヒンズー教」は日本の神道と同じく多神教であり、「神は唯一のものである」というイスラム教やキリスト教からは相いれないはずなんですが、これがバングラデシュの特徴でもあります。
もう少しイスラム教の厳格なサウジアラビアやイランなどは考えられないとは思いますが、これがバングラデシュの現状です。
労働者は休みの多さに喜びを隠せないですが、バングラデシュはまだまだ最貧国。
もう少し働いた方が国の将来の為には良いのではないか?と思う今日この頃です。