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預貸率について。

本日のビジネスニュースの中にバングラデシュの民間銀行の預貸率の話が出てきました。

今回は「預貸率が低下」という記事でしたが、きわめて短期的な情報なので、今後も見守っていきたいところです。

預貸率とは(貸出金÷預金×100)で計算されます。

これが100%を切る状態というのは、「銀行が集めたお金より、貸し出すお金の方が少ない」という状態です。

日本の銀行は現在80%以下と聞いています。

これは銀行が「貸したくても貸す所がない状態」です。

バブル期は115%ほどあったと聞いています。

現在バングラデシュの民間銀行は「短期的な数字」ですが預貸率が下がったとの事です。

2~3ヵ月の数字なのでもうすこし大きなイメージでないとはっきりしませんが、この2~3ヵ月は民間銀行内にお金が余った状態、銀行が貸し付けるところが無い、という状態です。

バングラデシュの民間会社の立場から言うと「設備投資を控えている」という状態です。

これが続くようですと景気の低迷の足音が見えますので、注視したいと思います。

今のところは「短期的」という予測が大きいです。

 

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