Monthly Archives: July 2012
バングラデシュで劇的に渋滞が緩和する時間
バングラデシュの「不名誉な」名物と言えば、世界最大の人口密度から生み出される強烈な交通渋滞。 バングラデシュに来た方は誰もがその苦しみを味わうと思います。 しかしこの渋滞が劇的な緩和をする時間帯はご存知ですか? もちろんそれは、この国の休日にあたる「金曜日」もそうですが、それよりももっと劇的な緩和です。 それが、バングラデシュでのゼネストである「ホルタル」の時期と、現在イスラム圏で続いているラマダン(断食)月における断食明けの最初の食事「イフタール」の時間帯です。 だいたいイフタールの時間は、その年に依りますが午後6時~7時あたりの時間帯が多いです。 今年は午後6時半~7時の間に毎日1分ほど早まって続いています。 この時間の外の景色は一変。 渋滞なんてほとんどなく、みなさん「イフタール」に夢中です。 この時間帯の移動は本当にスムーズ。 ただしあまりに道が空きすぎて、もっとも盗難や引ったくりなどが多いと言われている時間帯なので、注意も忘れずにいて下さい。
シェイク・ハシナ首相がBBCの取材に応対
7月31日 シェイク・ハシナ首相がイギリスのBBCの取材に「世界銀行のパドマ橋建設融資凍結について話しました。 シェイク・ハシナ首相はBBCの取材に対して「世界銀行は、融資凍結の理由とする我々の政府内の汚職などに対して、それを証明するものを提示してこない」と言いました。 詳しい記事はこちら
バングラデシュの屋根上乗車
よくバングラデシュを象徴するような写真として紹介されるのが「電車の上に乗った乗客」です。 現在のラマダンが明けると、人々は帰省をするために鉄道に群がりますが、たぶん今年のイード休暇と呼ばれる、断食明けの休暇にはかなりの人々で込み合い、写真のような光景がみられるでしょう。 さて、この屋根の上の料金。 誰もが気になるところですが、たぶん無賃乗車だと思われます。 駅を通って乗車する乗客や、車掌の目の前を通過する客はそれなりの切符の提示など行われると思いますが、とにかくバングラデシュの電車は、人の手が触れれるほどの距離で走るため、少しでも電車の速度が緩んだ瞬間にのる事は可能です。 そしてするすると屋根の上にのってしまうのでしょうね。 しかし誰もが忘れていけないのは、この無賃乗車は「近距離」の電車が主です。 長距離電車や快速電車などの、「それなり」の高速列車に関してはさすがに屋根の上乗車は無理のようで、あまり人は乗っていません。 「あまり」と表現したのは、こういった電車すらときどき「乗っている人」も見かけるからです。 その方はたぶん、近距離だけ移動しているのでしょう。 6時間や7時間、果ては夜間の屋根上乗車は危険極まりないためと思われます。 バングラデシュで必ず見かける「屋根上乗車」 日本人には絶対に危険なため、興味があってもやらないようにして下さい。
イード休暇の鉄道チケットは10日前から購入可能
7月30日 日曜日の声明でバングラデシュ鉄道大臣は「イード休暇の鉄道切符購入は10日前から可能にする」と発表しました。
ロンドン五輪にバングラデシュ選手も。
ロンドンオリンピックが開催されました。 バングラデシュでも今回は5人の選手を送り出しています。 男子体操に1名 男子陸上に1名 男子水泳に1名 男子アーチェリーに1名 女子射撃に1名です。 開会式もそうでしたが、大選手団を抱える国の選手入場は迫力がありますが、このような小さな国の選手入場は総じてほほえましく感じますね。 日本と共にバングラデシュ選手も応援したいものです。
総理大臣が外国居住のバングラデシュ人に投資を要請
7月29日 シェイク・ハシナ総理大臣は海外居住のバングラデシュ人に対して、バングラデシュでの営業活動をより容易にできるように政策実行するので、祖国への投資を増幅させてほしい、と希望を述べました。
ウォルマートを含む大型顧客がバングラデシュの雇用改善を懸念
7月26日 衣料系工場で働く工員の給料を、インフレ率と物価に則した値段になるまで再調整すべきだと発言がありました。
リキシャ引きのビジネスモデル
バングラデシュを象徴するものといえば「リキシャ」 後ろに人を乗っけて走るあれ、です。 現在バングラデシュの首都ダッカではかなり多数のリキシャが走っていて、交通渋滞の原因になっている、とささやかれていますが、郊外から資本もなしに出てきた人たちにとって「身体が資本」のリキシャは一番手っとり早く稼ぐ方法とも会ってなかなか減る傾向もありません。 さてこのリキシャ引きがどれだけ1日で稼ぐか? 現在のレート1タカ=1円でイメージ下さい。 たとえば外国人就業者に雇われるドライバーなどの月給は1万タカ前後と言われています。 彼らは英語を操り、外国人に対して応対をしています。 工場の人工になるともちろん1万タカは切ってきます。 5000タカ程度の月収の工員も多いでしょう。 対してリキシャ引きに話を聞くと、一日の収入は「400タカ前後」との事です。 最近のインフレにより、どれだけ近い距離を走ってもリキシャ引きには最低10タカはあげるのがダッカの感覚になっています。 そうすると10タカの場合でも40人。 時に遠くにお客を乗せれば30タカ程度もらえる事もあります。 結局平均すれば25~30人程度の乗車をこなせば400タカですから、リキシャ引きの話もまんざら嘘でもないでしょう。 月平均25日働けば、もうこれで1万タカです。 リキシャはレンタルでかりているので、胴元に1ヵ月どれだけ払っているか分かりませんが(ホントは少し知っていますが)、自分の努力次第で「学のないものが、手軽にそれなりの収入を得られる手段」としては良い手段なのでしょう。 リキシャ引きが減らない訳です。
バングラデシュ政府がインド政府に対し陸地協定の不実行を懸念
7月25日 バングラデシュ政府は火曜日、インド政府に対して、2011年9月に結んだ「1974年陸地面積協定および追加プロトコル」を破るような事があれば、それは大変間違った事だ、と述べた。
先日死去した小説・運動家フマユン・アフメド氏の埋葬先が決まる。
7月24日 先日死去したバングラデシュの偉大なライターであり思想家であったフマユン・アフメド氏の埋葬先が決まったようです。