Monthly Archives: January 2018
コカ・コーラ社はバングラデシュにさらなる投資を名言
2018年1月26日 コカ・コーラ社はバングラデシュの経済成長の安定性や旺盛な需要に促進され、さらなる投資を行うと、幹部が話しました。 「近々に私たちの次の投資計画が分かるともいます。まさに今動いているところです。我々は継続的に投資していきます。」とコカ・コーラ社の子会社であるInternational Beverages Private Ltd (IBPL)の社長は話しました。 詳しい記事はこちら
ダッカ市内の移動、そしてUber(ウーバー)について
「バングラデシュが観光に向かない」「移動が大変だ」などと言われる一因に「公共交通の貧弱さ」があげられると思います。 現在、建設計画が進んでいるものの、国の玄関口である国際空港と市内の公共交通機関も、バングラデシュに不慣れな外国人には「皆無」といえる状態です。 空港内から施設外に出るときに「タクシー!タクシー!」と呼びかけるタクシー会社がありますが、基本的にボッタクリ価格(市中までおよそ900タカ前後。さらにエアコン車を要求しても勝手に変えられ、降車時にチップを要求)であり、バングラデシュ来訪後さっそく嫌な気持ちを持つ人も多いです。 かといって空港外に出て、市内へのシャトルバスもありません。 市内へのバスはローカルバス、鉄道はローカル鉄道になり、言葉も通じない方だと市中に出るだけでかなり労力をすり減らします。 知り合いが迎えに来たり、レンタカー契約があれば迎えに来てもらえばそれがベストですが、そうでない場合では何がベストな方法なのか? 単純ですが、それはやはり「宿泊先に迎えに来てもらう」というのが安全で、確実な方法かと思います。 バングラデシュのホテル、特にダッカ市内はそのほとんどのホテルが「送迎サービス」を行っています。 金額も空港ターミナルのタクシーサービスを使うことを考えれば同等でしょう。 バングラデシュに不慣れな方は、是非上記の方法をおすすめします。 さて市中に出てからも「移動」というものは付きまといます。 通称CNGと呼ばれる緑色の三輪タクシーが中距離、そして近距離はバングラデシュ名物「リキシャ」が主な移動手段でしたが、そこに分け入ってきたのがアメリカ発の配車サービス「Uber」です。 バングラデシュでもそれまで「タクシー」と言うものは存在していましたが、もともとタクシーというのはボロボロのエアコンのない車体、乗車前交渉は当たり前でありCNGとさほど変わらなく、暑いときには逆に苦しいものでした。 それが4年ほど前から、いくつかの大手タクシー会社がタクシー環境改善に乗り出し、主に黄色い車体でダッカ市内を走っていました。 運転席の裏には「もし運転手が悪い、チップを要求されたなどあれば是非ご連絡ください」などとボードがかかっており、それなりに信頼して任せられましたが、それでも運転手が「チップ」を要求する事がまん延したり、大回りなどがありフラストレーションも溜まっていました。 そこに来て2年ほど前からアメリカ発の「Uber」がバングラデシュでサービス開始。 当局より「白タク」と認知され、タクシー業界の反発もあるようですが、今のところサービスは継続しているようです。 私も早速使用してみました。 「Uber」というと事前にクレジットカードを登録し、料金支払いは不要な国が多いですが、バングラデシュではその場で現金で払うことができ、急にバングラデシュでUberを使う事になってもダウンロードし、すぐ使える状態です。 あとは自分の乗車希望位置(現在地)と、目的地を入力するだけ。 簡単です。 目安の金額が表示されてそれに了承すれば、近くにいる車も表示されます。 ドライバーには「レーティング」が表示され、優良なドライバーを自ら選ぶことができます。 私が使った場合は、携帯電話番号も登録していなかったため、ドライバーが私に電話したくてもできない状態でしたが、それでも迎えがきました。 初めてのUberであると、その降車時に「チップの要求」や「請求の割り増し」も想像できましたが、バングラデシュでは珍しいくらいに全くその話がありませんでした。 逆に降車時に「評価をGoodにしておいてくれ」と言われるくらいです。 これはバングラデシュ滞在が長い私にとっては「目から鱗」 この「レーティングシステム」、いわゆる「評価制度」というのは使用者や購入者にとっては、安全で確実なサービスを受けられ、大手タクシー会社の配車よりも信頼性がおけます。 日本のように、「どの金額を払っても、一定のサービスが受けられる国」というのは非常に少ないです。 そういう国でこそ、この「レーティングシステム」は非常に信頼性が高いものになることを感じました。 バングラデシュに慣れている方も、また市内での移動に困っている方も一度使ってみてください。 (まだバングラデシュ全土ではサービスが広がっていないため、主に『都市部』での利用をイメージください)
バングラデシュは魅力的な投資先だとハシナ首相
2018年1月25日 バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は昨日、バングラデシュにおける現地および外国人の実業家に対して、バングラデシュへの投資を呼びかけました。 「ぜひバングラデシュへ投資をしてください。それに対しての福利厚生を用意します」 ハシナ首相は昨日ボンゴ・ボンドゥ国際展示場で行われた2018年バングラデシュ輸出加工区投資サミットでのあいさつの中で触れました。 詳しい記事はこちら
2018年、あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。 2018年も明け、早速仕事始めになります。 バングラデシュでは「西洋暦の新年」に当たる1月1日はさほど重要視された日ではなく、バングラデシュで「新年」というと4月14日に祝われる「ベンガル暦新年(Pohela Baishakh)」の方が現地の方にはしっくりくるでしょう。 しかし昨今では若い世代を中心に、「西洋暦の新年1月1日」も祝われる傾向があり、首都ダッカでは多少なりとも打ち上げ花火が上がったり、町から「happy new year」の声も聞こえることが出てきました。 しかしどちらかと言えば、日本人にとってのハロウィンやクリスマスのように、純粋に祝う気持ちよりも、「イベント的要素の祝い方」に近いように見えます。 とは言っても、バングラデシュでは国教がイスラム教であれ、クリスマスや仏教の祝日も祝うように、比較的イスラム教以外の文化にも寛容な側面もあります。 今後は「西洋暦の新年1月1日」のイベントも多くなると思われ、また同時に日本のように「自国の文化をないがしろにしている」という年長者や愛国者による「揺り戻し意見」も出てくるのでしょう。 どちらにせよ、昨今は「情報のボーダーレス社会」です。 新しい世代が、外の世界から取り入れた新しい文化を作っていく波は避けられないのだと思います。 さて、それと同時にバングラデシュでは年明けから大寒波に見舞われています。 バングラデシュでの大寒波と言っても、他国のように「マイナス数十度」などの話ではなく、「摂氏一ケタ」程度の話ですが、同じ「摂氏一ケタ」でも日本のそれとは大きく違います。 なにしろバングラデシュではそのほとんどのモノが「寒いとき」を想定しているわけでなく「暑いときにどのように涼しむか」を基本としています。 日本では「南向きの部屋」が好まれますが、バングラデシュでは「直射日光を避ける北向きの部屋」が好まれるのもその一端でしょう。 家屋も基本的に「断熱材」というものはなく、レンガの壁は外気の寒さを直接部屋の中に入れます。 床も石造りが多く、足元から寒さが登ってくるようで、我々日本人にとってもバングラデシュの寒さはとても寒く感じられます。 風がないだけで、部屋の中にいてもほとんど外と変わらない状況です。 市場には昨今ようやく「ヒーター」も出回り始めましたが、現地の方にはまだあまり浸透もしていないようです。 人々は厚着をして、また路上でたき火をしながら暖をとっています。 身体の芯から温めようと、町では若者が「バドミントン」をして暖を取るのを見るのも風物詩です。 またシャワーも冷水中心が多いので、バドミントンで汗をかきつつ、シャワーを浴びない人も多いため、若干「体臭」がひどく感じられるところもこの時期です。 報道によると、バングラデシュ最北西部ロングプール管区の村では昨日摂氏2.6度まで落ち込み、子供を中心に死亡者や病院に駆け込む事態にもなっているようです。 ここまでくると、なかなか許容できない範囲になってきますので、恒常的な対策も練っていかなければならないでしょう。 バングラデシュに対しては日本の報道ではこのような厳しいニュースや、「ロヒンギャ問題」のような世界的問題しか取り上げられない部分もありますが、今年も大小バングラデシュの話題を取り上げていこうと思いますので、よろしくお願い致します。
2018年1月9日 バングラデシュの最北西部Rangpur管区PanchagarhのTentulia村 では、昨日50年ぶりに摂氏2.6度を記録し、この寒さに住人が苦しんでいるとの事です。 先週木曜から続くこの寒波で、幼児を含む少なくとも6人が死亡、数十人の子供たちが風邪に起因した病気で病院に収容されているとの事です。 Tentulia村の70歳になる長老の話では、彼の人生の中で初めての寒さだとの事です。 詳しい記事はこちら