Monthly Archives: October 2021
バングラデシュでは、輸出運輸コストの増大によりジュート輸出が高止まりです。
2021年10月18日 バングラデシュからのジュートおよびジュート製品出荷の増加は、原繊維の価格の上昇と前例のない高い運賃のために停止しました。 ジュート製造業者は、今会計年度の第1四半期に2億1,200万ドルの輸出額になり、前年比31%減少した、とバングラデシュ輸出促進局(EPB)のデータが示しています。 バングラデシュジュートミルズ協会(BJMA)のモハマド・マブバー・ラーマン・パトワリ会長は、「私たちは本当に落ち込んでいます。現状で必要不可欠でない限り、買い手は新たな注文を我々に出してきません」と述べました。 過去1年間の世界的なコンテナ危機により、コンテナの運賃は10倍近く上昇して18,000ドルから19,000ドルになりましたが、国内市場の未加工ジュート価格は高水準にとどまっています。 詳しい記事はこちら
バングラデシュ首都空港の貨物ヤード不足が、損失を生んでいます。
2021年10月1日 バングラデシュの首都空港での貨物ヤードは輸出向け商品の増加に対応できず、時間通りに商品を出荷するのに苦労しているため、バングラデシュサプライヤーに損失をもたらしています。 貨物ヤードには、国内および国際航空会社を通じて出荷の為に空港到着する1,200トンよりもはるかに少ない、400トンのドライカーゴの1日あたりの貯蔵容量しかありません。 毎日約800トンの商品が空輸にて輸出されていますが、スペース不足のため輸出業者は貨物ヤードの外に商品を保管することを余儀なくされています。 しかし、そこでの管理は無人のままで、結果、品質が低下、盗難のリスクも驚くほど増加しています。 「平時は約400トンの貨物をスムーズに出荷できますが、Covid-19のパンデミックにより、多くのフライトが停止されたため、容量が減少しました」と、首都空港のチャーター便オペレーターのマネージングディレクターは話しました。 3年前、バングラデシュ衣料品製造業者協会(BGMEA)が貨物ヤードに専用スペースを建設しましたが、世界的に衣料品の需要が高まっているため、衣料品の流入が増えて混雑しています。 「状況は改善されていない」とBGMEAの副社長は話しました。 詳しい記事はこちら