バングラデシュの停電事情
現在バングラデシュの隣国、インドで起こっている停電は人口12億人にたいして、その半分の6億人に影響が出ていると言う大規模なものです。
ここバングラデシュでも同じような電力不足による停電が頻繁に起こっています。
日本で当たり前のように電力のある暮らしに慣れてきた我々には想像しがたい現実ですが、バングラデシュやインドに限らず、意外と後進国では日常茶飯事なのかもしれません。
現在、日本の駐在員の方が生活の中で対応されている多くが「発電機」と「IPS」と呼ばれる二つの機械です。
まず発電機は文字通り、日本にある発電機のようなもので「ガソリン」で動くタイプです。
これを工場にセットアップし対応され、またご自宅でも「発電機常設型」のアパートメントを借りられている方が多いです。
たいしてIPSですが、これは発電機よりだいぶ小さな電力ですが「とりあえずのその場しのぎ」に向いているという機械です。
バッテリー型で、「電力があるうちに電気をため、停電時に自動的に溜まった電気を放出する」というものになります。
メリットは値段が安価な事と、「音が無い事」
デメリットは「発電機より小さな電力しか賄えない事」でしょうか。
バングラデシュの停電は1日に5~6回ある時もありますが、計画停電が主なので長くても1時間の事が多いです。
ですので「IPS」での電力カバーでも満足できる場合が多いです。
バングラデシュに来られたら必ず会う「停電」
バングラデシュだけでなく、後進国では日常茶飯事ですのであわてないようにして下さい。