世界最大の宮殿
バングラデシュはもとより、マレーシアやインドネシアなどの東南アジアもイスラム教国である事が多いです。
観光名所として名高い「バリ島」も明確に言うとインドネシアに属するためイスラム教です。
さてその東南アジアのイスラム教国の一つ「ブルネイ」ですが、王族の絢爛豪華さは聞き及んだ事もある方も多いと思います。
実はこの王族の宮殿は、世界の宮殿と呼ばれる建物、たとえば「中国の紫禁城」や「イギリスのバッキンガム宮殿」、「フランスのヴェルサイユ宮殿」などと比べて世界最大の大きさと言われています。
名前は「イスタナ・ヌルル・イマン」と呼ばれ、王族の宮殿であるのと同時に政府の執務もここで行われると言う事。
日本でいう「皇居」と「首相官邸」と「首相公邸」と「国会議事堂」がセットになったようなもののようです。
1年で1度、イスラム教の最大の祝日の一つ「断食明けの休み(イード・ウル・フィトル)」のみ10日ほど一般開放されるらしく、毎年100万人もの観光客が訪れるそうです。
イスラム教の中で、このイード・ウル・フィトルは大きな意味を持つ事を感じさせてくれる良い例かもしれません。