バングラデシュでのビジネスの秘訣 ~その3~
バングラデシュでのビジネスにおいてかなり強力なアドバンテージと言えるのが「親日的感情」でしょう。
これはバングラデシュでのビジネスにおいて考えられる数々の不利益と相殺しても余りある財産かと思います。
日本の一般の方はバングラデシュというとあまり馴染みもなく、「日本と似た国旗があったなぁ」ぐらいにしか知識が無いのかもしれません。
しかしこれまで日本が行ってきたODA、そして青年海外協力隊をはじめとするボランティアの草の根交流はこの国に大きな成果をもたらしています。
かつて中国などに多額のODAを融資していたにもかかわらず「日本敵視政策」を垣間見た国民感情にも「ODAは無駄金」という意識があるかと思いますが、それは逆に「中国は例外」と捉えた方が良いかと思います。
バングラデシュやその他のODA融資国は一様に日本に対して「最高の援助国」として親日的感情が育っています。
それはやはり「多額の援助のおかげ」という考えもありますが、まだまだ日本の投資家は他国に比べ少ないにも関わらず新聞紙上に「日本」の文字が踊らない日はないほどです。
外国でビジネスを行う外国人にとって、仕事以外の日ごろの交流で「肩身の狭い思いをする」ほど苦しい思いはありません。
しかしことバングラデシュにおいては「日本」という国に対して「一種のあこがれと共に、最大級の好感」をもって対応してくれます。
これはビジネスシーンにおいてもいかんなく発揮されます。
現在進出している日本の企業化、投資家の方達も一様に「バングラデシュのインフラ設備はまだまだ不満が多いが、国民感情はとても良い」」というのが共通認識でしょう。
一度バングラデシュを訪れて下さい。
事あるごとに感じる事が出来るでしょう。