ムーディーズの好評価にみるバングラデシュビジネスの展望

大手格付け会社ムーディーズがバングラデシュに対して、マクロ経済の安定性と将来への楽観的見通しから３年連続のBa3という評価を与えました。

もうＡ評価に見慣れた日本人にとってはＢ評価はかなり低いように思われるかもしれませんが、バングラデシュにとっては堅調な数字であり、同じ南アジアのスリランカのB1評価や、パキスタンのCaa1評価に比べ高いものになります。

民間格付け会社の評価に一喜一憂するのもどうかと思いますが、世界にも名の知れたムーディーズの「楽観的評価」には、素直に喜んでも良いように思われます。

個々の会社のマネージメントを通してのバングラデシュでのビジネスはまだまだ手間がかかる事が多いですが、マクロ経済でみると堅調な成長を維持しております。

これはバングラデシュ経済の現状をみると、ある程度想像に難くありません。

しかしこれから更なる経済成長を目指しますが、最も大きいのが政治の影響力。

ぜひ堅調なバングラデシュ経済の足を引っ張らないように、逆にバングラデシュ経済を押し上げるような政治のバックアップをお願いしたいものです。