バングラデシュの税金の話 ~その1~
バングラデシュに進出する外国人も含め個人で支払う税金について大きく「所得税」と「付加価値税」があります。
「付加価値税(VAT)」については日本の「消費税」と同等なものと考えて頂きたいのですが、これがここバングラデシュでは「15%」になっています。
サービスの種類によっては「2~3%」の付加価値税しかかからないサービスもありますが、バングラデシュに在住する日本人が普段の生活で目に触れやすい「付加価値税」は15%というものでしょう。
スーパーや飲食店での買い物、飲食での合計金額に15%上乗せされ請求されるのです。
日本では「消費税増税論議」があり、現行の5%から10%への増税が論議されていますが、そうなるとバングラデシュの15%と言うのは生活していて「高い」と感じてしまう事が多いです。
まだ「税込価格提示」の徹底がされていないので、表示価格のまま清算した後に「あっ」と思うほど税金が付いている場合があります。
これはバングラデシュに一時的に滞在する旅行者も等しくかかるモノなので、ある程度「あきらめ」が必要です。
他の観光立国によっては「レシートなどの証明による税金の返還」もありますが、まだまだバングラデシュにはこの概念がありません。
まずバングラデシュでの税金について、「付加価値税(VAT)」を頭に入れておきましょう。