バングラデシュのデング熱
バングラデシュに旅行、視察、駐在される方に欠かせないものが、日本ではいまや懐かしい「蚊帳」でしょう。
まだまだバングラデシュでは不衛生な場所や、池や水たまりが多く「蚊」の発生は煩わしい夜を作り上げます。
しかも何より注意しなければいけないのは、この「蚊」は南アジア特有の「デング熱」という疫病を媒介する事もある、という事です。
このデング熱はバングラデシュ長期滞在者は必ずかかる、とも言われている有名な病気ですが、熱も40度近く上がるためかなりの疲労を伴います。
しかしながら現在では予防注射などが存在せず、医師による診断後、点滴や投薬で治癒するのを待つほかないと言うのが現状です。
ただしデング熱は自然治癒も多いので、ゆっくり養生して頂ければ「デング熱かどうかの血液検査の結果が出てくる前に治癒してしまった」などという話もあります。
特徴は身体に「赤い斑点」ができる事。
潜在期間が2~3日あるとされ、聞くところによると「昼の蚊」に多いとも言われています。
予防策はとにかく「蚊よけスプレー」や「蚊よけクリーム」の塗布をして「刺されない事」しかありません。
今から段々と雨季が終わり乾季に近付きます。
それと共に蚊が増えてくる時期なので、十分注意して頂きたいと思います。