バングラデシュのラマダン(断食月)は7月9日前後
バングラデシュをはじめ、イスラム諸国では来月初めごろから「ラマダン(断食月)」が始まる予定です。
今年の場合は7月9日前後が予想されますが、もう少し日が近づいてみないと分からないのが、イスラム諸国の通例です。
さて、そのラマダン。
バングラデシュでビジネスを行っている方はくれぐれ注意してもらいたいところが、この時期はバングラデシュ企業の就業時間が短くなっていることが多い事。
たとえば通常6時まで動いている企業でも3時半から4時くらいにしめて帰宅することも多いです。
その変わり「昼休みなし」で仕事をしておりますから、8時間の就業規則に対しての全就業時間は1時間から1時間半ほどの短縮になるくらいだ、というイメージです。
宗教的な意味合いのある期間なので、我々イスラム圏でない外国人はその対応に最初は戸惑いますが、「郷に入りては郷に従え」という事でしょう。
逆に今年においては5月時に15日を超える頻度で乱発していた「ホルタル(ゼネスト)」が、ラマダンという宗教色の強い期間では行われないと思われます。
ゼネストをする側も、守る側もそこまでパワーがありません。
そう考えると、今年においては就業時間の短縮を除けばある程度、「予想の付きやすい期間」になるのかもしれません。
またラマダンが始まる頃には、報告をさせて頂きます。