日本とバングラデシュをつなぐ

経験豊富な信頼のおける

ビジネスコンサルティングを。

INTERNATIONAL
HUMAN RESOURCE
NETWORK ORGANIZATION

We will match
between Japanese
and Bangladeshi company

~ For better future of
Japan and Bangladesh ~


バングラデシュにおける抗議デモに関して

バングラデシュにおける「独立戦争での英雄子孫に対する公務員割り当て優遇」に端を発して始まった学生を中心とするデモは人命、構造物、経済に多くの犠牲を出し、また国外に対しては5日間のインターネット完全シャットダウンによりバングラデシュが「陸の孤島」になりましたが、通信環境においては「徐々に緩和されていく」との方針の様です。

今回の抗議行動に関しては、それぞれ各人による考え方や背景があるので評論を避けますが、間違いない事実で言えば「かなり多くの死傷者が出ている」という事実です。

この「かなり多く」という表現も、今後発表されるであろう被害状況の数値に「信ぴょう性を担保するものが乏しい」という事があります。

しかしながら「間違いなく、かなり多くの死傷者が出ている」という事です。

またようやく改善した報道によりますと、バングラデシュ最高裁における「独立戦争での英雄子孫に対する公務員割り当てを7%にする」という判決を機に徐々にデモ行動は沈静化に向かっているようです。

今後も、開放された報道を注視していこうと思います。

「バングラデシュの大手新聞プロトム・アロが掲載したここまでのタイムライン」

7月1日:
ダッカ大学と他のいくつかの大学で学生集会とデモ。
抗議活動参加者らは要求を満たす期限を7月4日と設定した。

7月2日:
首都ダッカ中心、シャーバッグ地区1時間デモによる道路封鎖。
郊外の有力大学ジャハンギルノゴル大学キャンパス前のダッカ-アリチャ幹線道路でも20分間封鎖された。

7月3日:
6つの大学に加え、ダッカ市内シャーバッグ地区でも1時間半にわたり道路封鎖とデモ。

7月4日:
控訴部は、「独立戦争英雄子孫の公務員就職優遇割当量の取り消しに関する2018年の通達」を無効とした高等裁判所の判決を支持しなかった。

7月5日:
デモと道路封鎖。

7月6日:
さまざまな大学で道路封鎖とデモ。

7月7日:
道路封鎖によりダッカは数時間にわたり停止状態となる。
学生は大学での授業や試験のボイコットを発表。

7月8日:
ダッカ市内11箇所で道路封鎖、9大学でデモ、3箇所で鉄道封鎖、6箇所で高速道路を封鎖。

7月9日:
夜明けから日没までのバングラデシュ全土封鎖を発表。

7月10日:
控訴部は4週間の割り当てについて現状維持を課した。
政府採用の全学年における定員制の改革を求める。

7月11日:
警察の規制を無視して全国で封鎖計画が実行された。

7月12日:
さまざまな大学でデモ。

7月13日:
バングラデシュ大統領の前で覚書を提出すると発表。

7月14日:
24時間の最後通牒とともに大統領に覚書を手渡す。
真夜中のキャンパスでのデモ。

7月15日:
ダッカ大学のキャンパスおよび国内の他の一部地域で段階的にデモ参加者への攻撃。

7月16日:
全国各地での衝突で6人が死亡。教育機関向けの閉鎖のお知らせ。

7月17日:
学生のデモ、高速道路封鎖、不在者の葬儀の祈り、棺の行列。

7 月 18 日:
完全にシャットダウン。全国各地で大規模な衝突と発砲で27人が死亡。
政府は話し合いを提案したが、デモ参加者はそれを拒否した。
インターネットシャットダウン。

7月19日:
ダッカと他の地区で大規模な衝突。
死者数は103人に増加。軍が出動し、外出禁止令が出された。

7月20日:
衝突が続いた。死者数は148人に増加。

7月21日:
控訴部門は「独立戦争英雄子孫の公務員就職優遇割当量」に7%の割り当てを設定し、残りの93名を実力主義の採用に残す。
死者数は174人に増加、全国で合計550人が逮捕された。

7 月 22 日:
さらに 5 人が死亡、死者数は 187 人。割り当て制度に関する官報通知が承認された。

Comments are closed.