バングラデシュでは経常収支赤字がさらに拡大しているようです。
2022年12月7日
バングラデシュの経常収支赤字は 10 月にさらに拡大しました。これは、輸出と送金による収入を合わせたものと比較して、輸入が引き続き急増したためです。
バングラデシュの場合ですが、バングラデシュ中央銀行のデータによると、10 月末の時点で 45 億ドルの赤字でした。
1 年前の経常収支は 38 億 3000 万ドルの赤字を記録しました。これは、2020 年の同じ期間における 40 億 5000 万ドル黒字だったのとは逆の結果です。
赤字の拡大は、外国為替市場への圧力が引き続き高いことを意味します。
バングラデシュ政策研究所の事務局長である Ahsan H Mansur 氏は、送金の流入の減少は進行中の資本逃避を示していると話しました。
しかし、労働力雇用訓練局のデータによると、1 月から 8 月にかけて 784 万人以上の男女労働者が仕事を求めてバングラデシュからさまざまな国に行き、前年比で 191% 増加しました。
外国人労働者の大規模な流出は、送金収入を押し上げる上で重要な役割を果たすと考えられていました。しかし、7 月から 10 月までの労働者による送金は 2.03% にとどまり、72 億ドルにとどまりました。
一部の悪意のある団体や人々は現在、過少請求、また過小請求を通じて海外でマネーロンダリングを行っています。
彼らは現在、バングラデシュからの出稼ぎ労働者に、バングラデシュ銀行が提供するレートと比較して米ドルに対してより良いレートを提供することにより、本国に送金するよう説得することにより、違法取引を行っています。
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