バングラデシュ首都空港の貨物ヤード不足が、損失を生んでいます。
2021年10月1日
バングラデシュの首都空港での貨物ヤードは輸出向け商品の増加に対応できず、時間通りに商品を出荷するのに苦労しているため、バングラデシュサプライヤーに損失をもたらしています。
貨物ヤードには、国内および国際航空会社を通じて出荷の為に空港到着する1,200トンよりもはるかに少ない、400トンのドライカーゴの1日あたりの貯蔵容量しかありません。
毎日約800トンの商品が空輸にて輸出されていますが、スペース不足のため輸出業者は貨物ヤードの外に商品を保管することを余儀なくされています。
しかし、そこでの管理は無人のままで、結果、品質が低下、盗難のリスクも驚くほど増加しています。
「平時は約400トンの貨物をスムーズに出荷できますが、Covid-19のパンデミックにより、多くのフライトが停止されたため、容量が減少しました」と、首都空港のチャーター便オペレーターのマネージングディレクターは話しました。
3年前、バングラデシュ衣料品製造業者協会(BGMEA)が貨物ヤードに専用スペースを建設しましたが、世界的に衣料品の需要が高まっているため、衣料品の流入が増えて混雑しています。 「状況は改善されていない」とBGMEAの副社長は話しました。
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